2021 朱泡 / Les Jardins de la Martiniere 【フランス・ロワール】
容量:750ml
タイプ:ロゼ
品種:カベルネ・フラン
日当たりのよさ、土壌の肥沃さから、一番実が付く区画。実が完熟しきる前の酸とのバランス重視したタイミングで収穫。
2021年は、冷涼なミレジムということもあり、抽出(マセラシオン・カーボニック)は行わずに垂直型プレスで搾汁。プレスしたジュースは坂を利用して重力によってタンクに移動させて発酵。収穫時期が10月頭となり、すでにカーブ内の気温も下がり始めていたため、低温でゆっくりと発酵をスタート。冬を超え、落ち着いていた発酵が再始動する春先2022年3月に瓶詰め。残糖がある状態で瓶詰めすることで、瓶内自然発酵を行った。瓶内発酵によって発生するガスに耐えられるように、キャップは王冠を使用。微量の残糖で瓶詰めしたこと、また長期瓶熟成を経て、微細な泡となり、抜栓時に澱が噴き出すこともないためデゴルジュマンは行わなかった。
■Les Jardins de la Martiniere(レ・ジャルダン・ドゥ・ラ・マルティ二エール)
17世紀の文献にもその名が残り、18世紀からワイン造りが続く歴史ある場所。
ワイナリーがあるクチュール村はアンジェから南東に20km、ソミュールから西に25kmという立地にあり、アンジューのシスト土壌とソミュールの石灰岩質土壌が交わる特異性のある土壌。ドメーヌの畑は基本的には粘土石灰質土壌、一部砂地石灰質土壌。土からは砂岩(grès)と石灰岩の一種トゥフォ(tuffeau)が採れる。保水性・排水性にすぐれており、雨が降った後もすぐに土が乾く。全ての畑が同じ敷地内にひとまとまりにあるが、場所によって粘土量や砂の配分の違いがあり、モザイクな土壌となっているのが特徴である。
直前のオーナーは、ロワールを代表する自然派生産者 グザヴィエ・カイヤールで、その畑を引き継ぎ、ワイナリー責任者に日仏商事の筒井草氏、醸造コンサルタントにはラ・グランド・コリーヌの大岡弘武氏を迎え、新たな歴史がスタートしました。
醸造所はすべての畑の中心にある地下セラー。収穫したブドウをすぐに醸造へ移せる環境は、亜硫酸無添加のワイン造りにおいて大きな強みです。地下セラーは年間を通して約16℃という安定した環境を保ち、猛暑の夏でも温度管理に頼ることなく、ゆっくりと低温発酵・熟成を行います。ワインはすべて無清澄・無濾過・亜硫酸無添加です。
すべての畑が同じ敷地内にあり、周囲の影響を受けない独自のテロワールを育むことができることも、このドメーヌならではの魅力です。
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