※1セット限定※ 全房発酵ブラザーズ(ブルゴーニュ+タカヒコ) スペシャル6本セット
今回のスペシャルセットのテーマは「全房発酵のピノ・ノワール」。
ブドウの果梗を除かずに房のままタンクに入れて発酵させる全房発酵(whole bunch fermentation)は、ピノ・ノワールの聖地ブルゴーニュにおいて伝統的な醸造方法であり、ロマネ・コンティを擁するDRCのワインなどが代表例に挙げられます。
世界的に見てもナチュラルな造りのワインに取り入れられていることの多い全房発酵ですが、果皮や種だけでなく梗の部分からも成分が抽出されることで、ワインの味わいに複雑味や奥行きをもたらすと言われています。
反面、全房発酵によって梗からカリウムが抽出され、アルカリ性を示すカリウムイオンが酸味成分と結びついてpHが上昇し、オフフレーバーが発生しやすくなる等のリスクもあります。
そのため、全房および除梗する割合をブドウの成熟度によって年ごとに変える造り手が多いのですが、今回あえて全房発酵にこだわっている生産者を選びました!
まずは、DRCの共同経営者でもあった故アンリ・フレデリック・ロック氏のドメーヌ「プリューレ・ロック」。自然派ブルゴーニュワインを代表する造り手による、まさに全房発酵ピノ・ノワールの典型的な一例です。
そして、自然派ブルゴーニュワインといえば必ずその名前が挙がる「フレデリック・コサール」。ジョージアのワイン造りで伝統的に使われている土器クヴェヴリで熟成させた、モレ・サン・ドニ村のワイン。
同様に自然派ブルゴーニュワインの旗手としての存在感が際立つフィリップ・パカレの長男レノ・パカレ氏が立ち上げた「メゾン・レノ」。パカレの哲学を受け継ぐ、次世代ブルゴーニュとして注目の造り手です。
ハンバーガーのエチケットがあまりに印象的な「ヴァン・ノエ」は、アメリカ人のジョナサン・ピュルセル氏がオークセイ・デュレスで立ち上げたプロジェクトで、カルト的な人気を誇るブルゴーニュワイン。
全房発酵により新古典主義的なワイン造りをする3つ星生産者「シャンドン・ド・ブリアイユ」は、シャンパーニュのモエ・エ・シャンドン家の甥っ子にあたるニコライ伯爵とその夫人が設立した歴史あるドメーヌです。
それら綺羅星のごとく並ぶブルゴーニュの造り手に相対するのは、日本が誇るヴィニュロン曽我貴彦氏によるドメーヌ・タカヒコのヨイチノボリN パストゥグラン。2023年ヴィンテージは、自社畑のピノ・ノワールを使ったドメーヌ物となりました。
以上の6本をセットにした全房発酵スペシャルセット、限定1セットのご案内です!
- VIN DE FRANCE PRIEURE ROCH 2022
- MOREY ST DENIS LES CHAMPS DE LA VIGNES (QVEVRIS) FREDERIC COSSARD 2022
- AUXEY DURESSES ROUGE MAISON RENO (RENO PACALET) 2023
- POMMARD REVE AMERICAIN VIN NOE 2023
- SAVIGNY LES BEAUNE 1ER LES LAVIERES CHANDON DE BRIAILLES 2022
- ヨイチノボリN パストゥグラン ドメーヌ・タカヒコ 2023