お盆スペシャル！！
これから益々高騰してもおかしくない、入手困難な生産者のワインを2本セットでご案内いたします。

まず、2018年に惜しまれながら早逝したアンリ・フレデリック・ロック氏が創立したドメーヌ、Domaine Prieuré-Roch（ドメーヌ・プリューレ・ロック）の旗艦銘柄であるニュイ・サン・ジョルジュ1級畑「クロ・デ・コルヴェ」の2021年。
通常はミルランダージュ（結実不良）の極小ブドウだけで造られたものですが、2021年はミルランダージュがほとんどなく、クロ・デ ・コルヴェの畑のブドウを全てアッサンブラージュし「クロ・デ・コルヴェ V.V.」としてリリースされた珍しい年です。

そして日本が誇るヴィニュロン、ドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏が造る、ヨイチノボリN パストゥグランの2023年。
タカヒコさんが「ヨイチノボリ パストゥグラン」と名付けてリリースするワインは、これまでは買いブドウによるネゴシアン物で、例えば前年の2022年はピノ・ノワール 70％にツヴァイ 30％というセパージュでしたが、2023年の「ヨイチノボリ N」は自社畑のドメーヌ物となり、ピノ・ノワール 97％にツヴァイ 3％とブレンド比率も激変しました。

どちらのワインも例年とは異なった造りになっており、ともに全房発酵にこだわる造り手ですので、非常に興味深い飲み比べになりますね！
もちろん貴重なワインなので抜栓するタイミングは悩まれると思いますが、ぜひ特別な機会にお試しいただきたいと思います。

・NUITS ST GEORGES 1ER CLOS DES CORVEES V.V.　PRIEURE ROCHE　2021
・ヨイチノボリN パストゥグラン　ドメーヌ・タカヒコ　2023