山田堂3本セット【日本・北海道】
①YOICHI MULLER 2023【白】
品種:ミュラー・トゥルガウ 90%(余市町登町産)、ケルナー10%(余市町登町産)
北海道余市町においてブドウ栽培シーズンにおける積算温度が観測史上最大となった2023年。 このヴィンテージのワインの出荷はこちらが最後となります。 ちょうどこの年、ワイナリーの敷地内に製品倉庫が建ちました。瓶詰め後の製品やこれから詰める為の瓶を置く為のものです。何の変哲もない倉庫ですが、この倉庫 で育った2年はワインにとっては、スタート地点(出荷)に立つために必要だった時間です。現状、開けたてに還元的な香りが残っています。グラスの中でよくスワリングをしてもらうと消えますので、しっかり冷えた状態から温度が上がってきてからも楽しんで頂けると思います。
かぼすなどの和柑橘の香り。味わいには引き締まった酸と旨味があります。抜栓後数日は安定していますし、2日目の方がバランスとしては良いと感じております。
仕込から発酵・熟成: 収穫後、全房のままプラスティックタンクにて野生酵母で の発酵(7日間)、ヴァスランプレス機にてプレス。引き続きアルコール発酵と野生乳酸菌によるMLF。発酵終了ののち、樽入れ。適宜ウィアージュを行いつつ、良質な澱とともに9ヶ月熟成。
SO2 : 樽出し時に25ppm 瓶詰め時に10ppm トータル35ppm添加 瓶詰め本数: 2700本
②Niagara Sparkling 2024【白微発泡】
品種:余市町登地区産 ナイアガラ92% 、ケルナー8%
現在も順調に瓶内で発酵中のヌーボーですが、今回はNouveau表記を外し、例年3月頃に出しているNiagara Sparklingに統一となっております。よって、来年春にナイアガラの泡はありません。 今年もアンセストラル方式で瓶詰めしました。その時にミュラーのジュースが数%程度補糖ブレンドされております。 ワインの初心者の方や、若い世代にぜひ飲んでいただきたい。 SO2も酵母も何も足さず、ブドウだけでできた溌剌としたスパークリングです。
野生酵母にて全房発酵2週間、プレス後、本発酵。発酵の終了時、ミュラーのジュースで補糖し瓶詰め。瓶内で引き続き発酵。アンセストラル方式。
③Yoichi Rose 2023【ロゼ】 当日購入
品種:ミュラー・トゥルガウ70% ケルナー26% PN4%
2023年の北海道は暑い年。酸度は低く、糖度はのらない。鳥の害は瞬く間に広がりを見せ、引っ張れば食べられて無くなる、突かれて腐る。まだ自家農園の新植畑は若木で僅かな量でしかない中、ナイアガラも例年の1/3の量に減りました。この年、なんとかワインを仕込むことができたのは、近隣の農家さんのおかげ。 2023年夏は蔵の中で野生乳酸菌が暴れ、極々僅かな残糖からVAを生成しました。 (春出荷のYoichi Pinot Noir 2023然り、樽の中で熟成していたワインの多くは 影響を受けています)これも、瓶詰めをしてから次第にまとまりを見せてくれており、今回の出荷に踏み切っておりますが、口中で感じる酸度は高く、レモンやカボ スなどを使って食べるお料理が大活躍しそうです。カルパッチョも最高かと思います。年内中に開栓される場合、当日中に一本飲み切ることをお勧めします。

