2023 RIESLING / LAURENT BANNWARTH 【フランス・アルザス】
予約販売 6/20(土)以降の発送になります。
品種:リースリング
全房で2日間マセラシオン。フードルで11ヶ月間の発酵と熟成。
黄みがかった黄金色。
蜂蜜レモンや黄柑橘のピール菓子を想わせる爽やかさと充実感を兼ね備えた果実を主体に、ディルなどのフレッシュハーブや若草、メレンゲ菓子の柔らかな甘やかさが重なります。
さらに僅かながら火打石やペトロール香が感じられ、複雑な表情を覗かせます。
口に含むと、仄かな甘みが舌先を包み込み、滑らかな質感でしなやかに沁み渡ります。
清涼感のある柑橘の緻密な風味に、蜂蜜を想わせる芳醇なニュアンスと豊かな旨みが溶け合い、
瑞々しさを保ちながら口中を満たします。
角の取れた伸びやかな酸が輪郭を描きながら全体を支え、リースリングらしい端正で引き締まった印象を際立たせ、生き生きとした果実味と旨みを伴う長い余韻へと導きます。
今回ご案内の2023年と2024年ヴィンテージは、どちらも完成度が高く、それぞれのヴィンテージの個性が明確に表れています。
2023年は、非常に暑く乾燥した2022年をさらに上回る厳しい乾燥に見舞われました。石灰質主体で保水性の低い畑を抱えるステファンは、極度の乾燥が葡萄の健全性や発酵に与える影響を懸念していましたが、実際の発酵は驚くほど順調に進みました。その結果、ワインは暖かい年らしい豊かな果実味を備えながらも、見事なバランスに仕上がりました。
2024年は、歴史的猛暑となった2003年以来、初めて8月下旬に収穫を開始したヴィンテージです。シーズンを通して天候は概ね良好でしたが、8月上旬から中旬にかけての極度な乾燥により果実は凝縮し、一時的に成熟が停滞。当初は9月上旬の収穫を予定していました。しかし、8月下旬のまとまった降雨を受け、衛生状態を優先して収穫を前倒しで開始。その結果、例年以上に瑞々しく、優れた飲み心地を備えたワインとなりました。暑い季節にも心地よく楽しめる仕上がりです。

